住めばそれなり ごろ日和

黒白猫とその飼い主のごろごろな暮らしをゆる~く発信

若杉山でリフレッシュ

昨日、高校のときの友人とランチを食べに、糟屋郡の若杉山まで足をのばしました。と言っても、ここ、近いんです。東区や糟屋郡の住民にはおなじみかと。ただ、車がないと行きにくい場所なので、わたしはいつも下界から眺めるばかりでした*1
お昼の前に展望台まで行ってみました。若杉山の隣の米ノ山の展望台です。雲が多かったんだけど、篠栗町粕屋町、東区方面が見渡せて、雲が晴れた時には海ノ中道、志賀島など博多湾も見えたー! 展望台にいると下から雲が上がってくる感じで、空気もひんやりしてぞくぞくしたよ。
足元に見えるのは篠栗町の中心部。この方向からは博多湾は見えません。

もう秋の虫の音がきこえました。

お昼は展望台にくる途中、山の中腹にあったお蕎麦屋さんで。「蕎麦 文治郎」というお店です。

木造のしっとりしたたたずまいのお店。緑に囲まれていているだけで癒されそう。お魚料理とお蕎麦のセットになっている「御膳」をたのんでみました。少しずついろんな料理が盛り合わせてあって、食べ終わるとおなかいっぱいになっていました。こんにゃく寿司というのがあって、いなりずしのいなりの部分がこんにゃくという珍しいお料理。初めて食べたけど、これもおいしかった。食事の間ひどく雨が降ってきて、そのうち日が差してきたんだけど雨はそのまま降り続けて、濡れた木々の緑が日ざしにきらきら光ってなんともきれい。しかし、雨は止まず。山の天気は不思議だ。
食事のあとはおとなりのカフェ「茶房 わらび野」へ。こちらは蕎麦屋とは対照的なモダンなガラス張りの建物。美術館みたいです。雨がけっこう降っていたのでこちらの写真は撮れませんでした。眺めがとてもよくて、さきほど行った展望台よりは下にあるけれど、やはり博多湾まで見渡せます。雲が移動する様子がよくわかって、ゲリラ豪雨と思しきものも認められました。そこだけカーテンみたいに雲が垂れ込めてるの。昨日は首都圏で大雨の被害がすごかったようですが、福岡でも大雨警報が発令されていて、それも納得の雨降りでした。帰るときも途中の水路の流れる勢いは恐ろしいくらいでしたよ。もっとも店内にいる間は雨が降るのを眺めながらコーヒーをのんでのんびり過ごしていました。周りが雲(ガス)でまっしろになったりめまぐるしくかわる様子が飽きなかった。夜景もきれいだろうなと思いました。
若杉山はそもそも霊場が多くあるとこですし、昨日は雨降りで山中は薄暗かったし、スピリチュアルな雰囲気もありまして、そういうのも含めて非日常! って感じを味わいました。Cちゃん、おつきあいいただいてありがとう(*^_^*)
さて、山ではあんなに雨が降っていたのに、下界のわが家に戻ると雨はほとんど降っていませんでした。変なの。

*1:子どものころ登山や林間学校で行ったことはあります。オトナになってからはご無沙汰ですね。