住めばそれなり ごろ日和

黒白猫とその飼い主のごろごろな暮らしをゆる~く発信

春の社日祭

よく晴れて気温も上昇、花粉もとびまくりーな本日、筥崎宮の春の社日祭とのことでお潮井とりに行ってきました。


社日とは

社日祭とは雑節のひとつで、春分の日秋分の日に一番近い戊(つちのえの)の日にあたります。社日祭は、五穀豊穣・除災招福・家内安全等を祈るお祭り(もとは土の神様に豊作を祈願また感謝するお祭り)で、この社日の日はお潮井取り(お潮井汲み)と称して、箱崎浜の真砂を頂いて自宅へ持ち帰ります。

お潮井をどうするかというと

博多では、このお潮井(真砂)の入った「てぼ」と呼ばれる竹で編んだかごを玄関や戸口に備えて、朝夕に身を清め家の出入りに際して身に振りかけて災難除けを願います。また、豊作や虫除けを祈って田畑にまいたり、家の建て替えにあたって敷地にまいたりと、このお潮井の信仰は古くから博多の日常生活の中に根付いている地方習俗です。

(引用は筥崎宮のサイトより→福岡の神社 日本三大八幡 筥崎宮)




ふだんは立ち入り禁止のお潮井浜に今日は堂々と入れるのです。


埋め立てがすすんで昔の面影はほとんどない箱崎浜ですが、ここだけ少しだけ浜が残っています。


浜から参道、本殿をみる。このあと本殿までいって参拝。


持って帰ったお潮井は「てぼ」にいれて玄関先に置きました。


「てぼ」を入れてもらったビニール袋。なんかかわいい♪


今日からお彼岸ですね。