住めばそれなり ごろ日和

黒白猫とその飼い主のごろごろな暮らしをゆる~く発信

ミイラとフレンチの一日


福岡市美術館に「トリノ・エジプト展-イタリアが愛した美の遺産-」を見に行きました。お目当てはホンモノのミイラです きゃー。
石碑、彫像(大きい!)、彩色木棺、人型棺のふたなどなどの展示のあと、子どものミイラ一体と大人のミイラ一体と対面。なんか、やっぱり、すごく感じるものがありました。
ところで、古代エジプトでは猫は神の使いとされ、神官が世話をし、死ぬとミイラにされきれいに彩色された棺にいれて埋葬されたそうです。猫はバステトという女神としても崇められました。というわけで、猫の銅像なんかも出土しているのです。これもお目当てでした。巧みに調整された照明のもと、猫の青銅像は端正にすわっていました ミステリーの「ミセス・マーフィシリーズ」の中で、トラ猫のマーフィは「古代エジプトでは猫はイアリングをしていたのよ」と語っていますが、確かに銅像の猫もイアリングをしていましたよ。

写真は会場のグッズコーナーで購入したものたち。すべて猫関連です。ポストカードとストラップとミニタオル。ストラップは黒猫と金色のと迷いましたが、縁起がいいように金色を選びました。「黄金のミラキャット」♪ なんちて。グッズコーナーには他にもすごくおもしろそうなものが並んでいて、かなり危険です。
そうそう、俳優の沢村一樹が音声ガイドに登場しているそうですよ。ファンの方、沢村氏と一緒にミイラをみてみませんか?
トリノ・エジプト展は福岡市美術館で3月7日まで開催されています。
のぼりと商売繁盛

さて、古代エジプトの発掘物にひたったあとは、フレンチレストランで豪華ランチをはりこみました。フフフ。赤坂の「ジョルジュ・マルソー」にて。フォアグラとか、和牛頬肉の赤ワイン煮込みとかカブと秋田小町のポタージュとかいただきました〜。そして、お料理もすてきだったのですが、デザートがまたすばらしくって! 苺のスープ練乳のシャーベット添え、チョコレートとフランボワーズのケーキ、苺のロールケーキ、アールグレイのアイスクリームと四種類もお皿にのってるんです! この中からひとつじゃないですよ。全部。ひとつひとつそんなに小さなものではなくて、どれかひとつでもランチメニューのデザートとしては充分なくらい。甘いものは別腹とはいえ、これを全部食べ終わるのには少々時間がかかりました。ゆっくりゆっくり味わいました。ところがです。最後にコーヒーがサービスされる時、チョコレートでコーティングされた円いお菓子ののったお皿も一緒に置かれたのです。これはなんだろう…。もしかしてあまーいマカロンのチョコレートがけ? かじってみると果たして中身はマカロンでした。おー。もうね、とどめをさされた感じ このマカロンだけでも、充分なくらい。半年か一年分のスイーツを堪能した気がします。さすがにおなかがいっぱいで苦しいくらい。こんなに食べたのは久しぶりー。お店の人のサービスも気持ちよく、店内も明るくて(今日は雨降りで外はどんよりしていたのに)気持ちよくって、すごく気持ちがリフレッシュされました。今日つきあってくれたのは、時々コメントをくれるバムセさんなんですが、バムセさん、すてきなお店を教えてくれてありがとう
ジョルジュマルソー Georges Marceau | 厳選した九州の食材を使ったフレンチ レストラン デフィ パティスリー

今日は古代エジプトの文化にも触れたし、ご馳走もいただいたし、お友達とおしゃべりを楽しんだし、けっこう歩いたし充実の一日でした。でも、昼間ほっとかれた黒猫はちょっとごきげんななめで、2回もわたしの手にかみつきました やれやれ。