住めばそれなり ごろ日和

黒白猫とその飼い主のごろごろな暮らしをゆる~く発信

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」


いつもはマグカップでがぶがぶ派ですが、たまーにエスプレッソ用のカップで味わったりします。
秋はコーヒーがおいしい季節。



今週のお題「人生に影響を与えた1冊」について。
人生に影響ってほどではないけど、目からうろこがおちた思いをした本はあります。
大学生のころに読んだ、三宅菊子という人の「楽しい一人暮らし」だったかな。その中に一人暮らしの今こそ、きらいなものは食べずに過ごそう、という一文があってびっくりしました。当時の自分は好き嫌いなくして苦手なものも食べられるようになるべきだという発想しかなかったので。著者が言うには、家族と一緒に住んでいたり、また将来家庭を持てば自分の好きなものばかり食べられるという生活はむずかしい、自分がきらいなものでも食べなければならない。一人暮らしの今しかきらいなものを拒絶できる時はないのだとのこと。うーんと唸りましたね。同様にお正月についても、まあたいてい親元に帰省して家族と一緒に年越しして新年を迎えるという人が多いと思いますが、あえて帰省せずに(友人と旅行にいくとかもしないで)たった一人でお正月を過ごすという経験もやっておいてはどうかと提案されていました。確かに若いうちにそういう経験しておくのはいいかもしれない。年とってから初めて独りぼっちでお正月過ごすのはさみしすぎるかもしれない。(でも、それも実際わからない。気のあわない親類縁者と顔つき合わせるより、一人でゆっくり過ごす方がよっぽど楽しいかもしれないもの。)その後わたしも一人暮らしをする機会を得ましたが、年末にはやっぱり親のところに帰省していました。でも、きらいなものは排除してたかな♡


楽しいひとり暮し―生きることのおしゃれノート (1979年)

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ひとり暮し面白ノート―楽しく元気に生きるSpirit&Technique

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