住めばそれなり ごろ日和

黒白猫とその飼い主のごろごろな暮らしをゆる~く発信

わたしのカレーはレトルトだそうです

インスタントのカレールーは使っているけれど、野菜をきざみ、隠し味をあれこれ試し、その時の状況に応じて工夫して作ったカレーを、オットは「要するにレトルトのカレーだったんだ」とぬかしました。ホームベーカリーでつくった食パンを見て、「なんだ、自分で焼いたんじゃないんだ」といいました。ちらし寿司(ちらし寿司の素使用)を重箱にもりつけて出したら、器ごとデパ地下で買ってきたと思ったそうです。褒め言葉ではありません。わたしにはつくれるはずがないと思っているんだそうです。オットはよく自分は舌が肥えてるとエラソーに言うけれど、全然そんなことはないです。一緒に買い物に行くと、ハムやソーセージのコーナーで、わざわざ添加物いっぱいそうな品物をとって、これがおいしそうといいます。みそ汁の具は豆腐とねぎしか理解できないそうです。自分がたべることのできない料理は、「苦手」といっとけばすむのに「あんなものはゲテモノだ。食べるやつの気が知れん。」といいます。頭が固すぎます。もちろん自分で料理はいっさいできません。オットの母は料理が下手で、それはわたしよりもはるかにはるかに下手で(帰省の度に恐怖だった)、だけど、その味とちがうものは家庭ではつくれるものではないと思っているオットはあわれです。もう自分のためにだけ、料理しようと思います。オットにはレトルトカレーをこれからはだします。