住めばそれなり ごろ日和

黒白猫とその飼い主のごろごろな暮らしをゆる~く発信

誕生日

わたしのではなくオットの誕生日ですが。
というわけでお昼は「藤よし」で。ここは焼き鳥がおいしい! お魚料理もおいしい! そして、リーズナブル! お昼に行った時はたいてい「焼きとり定食」をたのむんだけど、700円で焼き鳥4本(とりかわ、つくね、砂ずり、しろ)、みそ汁、小鉢(たいていサラダ)、ごはん、漬物(きゅうり、にんじん、なすのぬか漬け、白菜漬、塩昆布)。おすすめです。

おなかいっぱいになった後、九州国立博物館に「ボストン美術館 日本美術の至宝」を見に行きました。日本から海外に流出した美術品たちの里帰り。古いものは奈良時代のもの、よくぞ今まで残ったものだとじわじわ感動。
絵巻物がおもしろかったです。吉備真備が唐に行った時のことを描いた「吉備大臣入唐絵巻」。これおかしい。唐についた吉備真備阿倍仲麻呂の霊に助けられて数々のピンチを切り抜ける場面がユーモラスに描かれていました。吉備真備は超能力を使って空をとんで宮中に忍び込んだりするんだぜ。ちなみにその場面では吉備真備と仲麻呂はすわったまま飛んでいくんだぜ。もうひとつ「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」。去年の大河ドラマ平清盛」でも扱われた平治の乱ですね。源義朝藤原信頼が院御所を襲撃して後白河上皇を拉致した場面を描いています。「三条殿の井戸」もばっちり描かれていました。

ポストカード買いました。狩野雅楽助の作と伝えられる「松に麝香猫図屏風」が気に入ってしまいました。もふもふ♪
博物館見学にはけっこう体力が必要です。オットが「限界…」と言うので博物館内のカフェでお茶して帰りました。和菓子セット。小さめのお饅頭二つ。オットはコーヒー、わたしはほうじ茶で。
久しぶりにアカデミックな気分に浸った午後でした。
特別展 ボストン美術館 日本美術の至宝