住めばそれなり ごろ日和

黒白猫とその飼い主のごろごろな暮らしをゆる~く発信

フックをはずす

いなかの家は転勤で離れていた間は賃貸にしていました。4年半ぶりに戻ってくると、家の中はそれなりに痛んでいる箇所がありました。そして、痛んだというのとは少しちがうかもしれませんが、粘着フックをつけられたのが、実はわたし的にはけっこうダメージでした。
フックは自分でもつけていました。ただし、目立たないように、つける場所にあわせて、同色の木調のものを選んで。主に台所につけていのですが…。
転勤先から戻ってくるとフックをつけていた二箇所のうち、一箇所はわたしがつけていたフックの突起部分が折れた状態になり、その下に別の粘着フックがつけられていました。

写真は折れて使い物にならなくなっていたフック(わたしがつけていたもの)をはずしたあとです。まだテープが残っています。もう一箇所は前のフックが新しいものに変わっていました。写真に写っている、どこにでも売っているださださのフックです。新しいフックはどちらも同じ物でした。
さらに、別の壁にフキン掛けがつけられていました。これまたださださで、しかも粘着テープで固定するやつ! もう信じられない。今はいろいろ便利なものも売っています。わたしは吊り戸棚の棚板にはさんでつけるフキン掛けを使ってます。賃貸で入居する場合、粘着フックは使用しないものではないんでしょうか? そんなの気にする方がヘンですか? 自分は賃貸住宅に住んでいた時は、粘着フックの類は使いませんでしたけどね。
それはともかく、フキン掛けはすぐにはずしました。でも、簡単に取れたのはバーの部分だけで、とりつけのベースはしっかり壁にくっついたまま。ちょっとやそっとじゃはずれない。結局かわいいなべつかみをそこを隠すように下げてごまかしてきました。
そして、数年が経過。見てみぬふりをしてきましたが、やっぱり精神衛生上よくないみたい。何度目かの挑戦です。最終兵器はテーブルナイフ。これをテープと壁面の間にさしこんで苦戦すること数十分。ああ、とれました! 


タイルに取り付けられていたフキン掛けの方はテープ跡も残らず、きれいにとれました。木の柱とドアにつけられていたフックの方はテープがまだ残っています。これは今度除光液を持って行って拭いてみるつもり。
小さなことだけど長年の懸案事項がクリアできて、凄く気分がいいです。(*^_^*)